村上春樹の世界
ここで、日本を代表する、作家でもあり翻訳家でもある村上春樹についてご紹介しましょう。
村上春樹の略歴
村上春樹は1949年に、京都府京都市伏見区に生まれました。
両親ともに国語教師であり、読書好きであった環境に育ちました。
活字中毒の典型のようだった春樹ですが、学校というものはあまり性に合わなかったようです。
また、国語教師の両親への反動から、欧米文学へ傾倒するようになります。
1968年に早稲田大学に合格し、演劇を専攻しますが、ほとんど大学には姿を見せず、ジャズ喫茶に入り浸っていたそうです。
早稲田大学在学中に学生結婚をし、ジャズ喫茶を営みながら、7年かけて大学を卒業します。
デビュー、そして、「世界のハルキ」へ
1979年6月に、ジャズ喫茶の経営の傍ら書き続けた「風の歌を聴け」で、第22回群像新人文学賞を受賞し、作家としての第一歩を踏み出しました。
それからも意欲的に執筆活動を続け、1987年に満を持して発表した作品「ノルウェイの森」は、430万部を超える大ベストセラーとなり、世界各国で翻訳出版されました。
2009年5月には「1Q84」という題名の最新作を上梓しましたが、これはジョージ・オーウェルの映画にもなった作品「1984」へのクロスオーバー作品ともいえる設定で、「そうであったかもしれない世界」を描いた作品になっています。
